AIが生成した画像です

　

　

みなさま、ごきげんよう。永瀬です。

今回は Oracle University で受験する OCI 資格試験について、
受験するデバイス（PC）の要件についてご紹介します。

※ 2025 年 10 月現在の情報です。

　

目次

はじめに

１．デバイスの要件

２．注意を要するポイント

まとめ

　

　

はじめに

Oracle Cloud Infrastructure (OCI) の資格試験は、
基本的に Oracle University からオンラインのブラウザーで受験します。

会社支給の情シス部門が管理している業務用端末で受験しようとする場合、
デバイス要件のハードルが高くなっていますので、
情報共有のためメモを残しておきます。

　

　# 少なくとも弊社では情シス部門と相談の上、業務用端末での受験を断念し、
　# 検証用 PC（物理端末）を用意して受験しました。

　

※ Oracle Database (Oracle Master) / Java / Solaris の日本語試験については、
　 ピアソン VUE 社を通じてテストセンターやオンラインでの受験が可能ですが、
　 今回の記事の対象外となります。

　

　

１．デバイスの要件

Oracle 社のサイトに掲載されている「コンピュータ」の要件をまとめました。

　

　

２．注意を要するポイント

・Microsoft Store アプリのインストールが必要

Proctorio 社のブラウザー拡張機能のインストールに加えて、
Secure Companion App という試験監視用の Microsoft Store アプリがインストールされていないと、
試験ページにチェックインした後、先に進めません。

アプリのインストールには管理者権限が必要です。
また、試験中にも管理者権限で実行されていることが必要です。

なお、無償で受験できる Foundations 試験は Microsoft Store アプリのインストールは不要のようです。

・準備チェック試験（Exam Readiness Check）の実施

試験を受験しようとしている端末から、準備チェック試験を開始して、
デバイスの要件を満たしているか確認することができます。

試験の数日前には、端末から試験が無事に開始できるかどうか、一度試しておくことをお奨めします。

なお、このチェック用の試験は合格してしまうと自分ではリセットできず再受験できない可能性が高く、
他の端末では試すことができなくなりそうなので、
途中で終了して不合格になっておいたほうがよいかもしれません。

・仮想マシンは使えません

日本語の要件には明確な言及がなかったのですが、
仮想マシン（VM）は検知されて次へ進めませんでした。

　

　

まとめ

Oracle University からオンラインで OCI の資格試験を受験する場合、
セキュリティ監視ツールなどがインストールされている会社支給の業務用端末では
情シス部門が難色を示す可能性が高いです。

このため、検証用 PC（物理端末）を用意して受験することが近道になる場合が多いと思います。

　

なお、最新のデバイス要件については、受験前に Oracle 社の情報をご確認ください。

　

　

今回はここまで。

また次回まで、みなさまごきげんよう。