
皆さん、こんにちは。
SB C&Sでネットワーク/セキュリティ関連のプリセールスを担当している 大東です。
Cato Networksでは、顧客の本社や拠点に設置する「Socket」と呼ばれる機器を設置して、お客様の環境をCATOのクラウド環境に接続していきます。
その中で、今回新しいハードウェアモデルとして「5G Cellular」モデルが発表されました。
X1600といえば、最大1Gbps(1000Mbps)まで帯域ライセンスに対応できる中型モデルとなります。
そのX1600の最大の特徴は、多彩なバリエーションだと言えます。
これまで、「有線モデル」、「LTE(4G)モデル」、「WiFiモデル」がありましたが、今回新たに
「有線+5Gモデル」と「WiFi+5Gモデル」が発表となりました。
LTEモデルは600Mbpsまでをサポートしていましたが、5Gモデルは「1,000Mbps」までをサポートしています。
有線+5Gモデル
有線LANと5G CellularのSIMが2枚を接続させることが可能となり、有線LAN経由でのISP障害時でも5G CellularのSIM経由でSocket配下のデバイスをCATOクラウドに接続させることが可能です。
WiFi+5Gモデル
有線LAN、WiFi(802.1ax:Wi-Fi 6E対応)、5G Celluarの3つの接続方法に対応しております。
WiFiモデルのため、有線LAN環境は必須ではなくWiFi電波が届く範囲であればWAN側についてはどこにでも手軽に設置できることが特徴です。
※メーカー資料となります。
X1600 5Gモデル (ハードウェア情報)について
今回、メーカー様より「X1600(有線+5G Celluar)」モデルをお借りしましたので紹介します。
まず、箱から取り出すと下記の内容が入っています。
・機器本体
・電源ケーブル
・Cellular用アンテナ×4本
・コンソールケーブル
・Cellularカバー用ドライバー
Socket上部
LEDは「電源」「CATOクラウドへの接続」「Cellular」の3つがあります。
Socket背面
- コンソールポート
- WAN1 1ポート (コンボ RJ45/SFP:1Gbps)
- WAN2 1ポート (コンボ RJ45/SFP:1Gbps)
- SFP+ 2ポート(10G 対応)
- RJ45 4ポート (2.5GbE対応)
- 電源ポート
Socket 右側面
・RESET /F/Dボタン:長押しにより、初期化することが可能です。
・POWERボタン:X1600は電源を入れると自動起動しますので通常は利用しません。物理的な再起動やシャットダウンをする場合に利用します。
・USBポート:こちらも通常は利用しません。Socketをリカバリする場合にイメージが入ったUSBメモリを接続することで再イメージングなどが可能です。
Socket 左側面
・SIMポート×2
同梱していたドライバーはコチラを開ける際に利用します。
このネジはとても小さく、失くしやすいので注意して取り外しをしてください。
Socket底面
ファンが底面にあるため、設置場所の環境によっては注意が必要となります。(底面から吸気して、左右から排気します)
また、別売りのラックマウントキットでラックに設置する場合は、上下で少し隙間を開けてラッキングすることをお勧めします。
Socketアンテナ取り付け後
アンテナをつけると高さとしては、Socket含めて「26cm」ほどあり、結構高さを取りますので設置場所などは事前に検討が必要です。
また、5GのSIMを挿入して、CATOクラウドに接続することも確認できました。
CATOクラウド上でのSocket画面
今後、実際のCATOクラウド側の画面などを記載予定です。
SIMについて
挿入した5G SIMについては別の記事で記載しますが、ソフトバンクグループのBBIX社とSB C&Sで共同開発した「CAS Connect」という5GのSIMを利用しています。
5G経由でBBIX社のデータセンターに繋がりますが、BBIXのデータセンターはCATOのPoPとも直接接続をしているため、スピードがとても速いのが特徴です。
CAS Connectについての詳細はコチラをご確認ください。
X1600にSIMを挿入する場合は、「MicroSIM」の形での挿入となります。
※nanoSIMではないのでご注ください。
まとめ
今回は、まだ登場したばかりの「X1600 5Gモデル」について取り上げてみました。
Socketは、基本的なハードはX1500、X1600、X1700のモデルがあり、X1600は特に多くのモデルがありますので用途に応じて使い分けが可能です。
ハードウェアごとの差異はインターフェースの数やタイプ、それから対応できる帯域幅のライセンスとなります。
拠点に設置するソケットのサイジングがとても簡単であり、実際の導入もとても簡単(SocketのWANポートからDHCP等でIPを取得できれば、インターネットに接続できれば、ゼロタッチが可能)なので、導入する際はあまり困ることも多くないと思います。SocketのIPアドレスはグローバルIPアドレスは必要なく、プライベートIPアドレスで問題ありません。上部のルータ経由でインターネットに接続できれば自動的にHTTPS(DTLS)でCATOクラウドとトンネル接続を行います。
また、小規模でまずX1500を導入した拠点であったとしても、通信量や利用者が増えてきた場合に、後からX1600へ簡単にリプレースすることもできます。
弊社では、CATOの勉強会や希望に応じてハンズオンなども実施しておりますので、担当営業までご相談いただければ幸いです。
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著者紹介
SB C&S株式会社
ICT事業本部 技術本部 第1技術統括部 ソリューション技術部 2課
大東 智裕 - Tomohiro Daito -
SIer、エンドユーザー情シス/マーケなどを経て、2022年より現職。
九州・中国地区でネットワーク/セキュリティ/ゼロトラストを中心としたプリセールスエンジニアを担当。
#Zscaler Top Engineer Award'24
#Zscaler Best Evangelist Award'25
