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みなさま、ごきげんよう。永瀬です。
先日、ORACLE MASTER Gold DBA 2019 に合格しました。
以前、Engineer Voice で「Oracle Master 試験バウチャーをパートナー割引で購入したよ」という記事を書きましたが、今回はその後の受験体験記です。
Oracle Master 試験バウチャーをパートナー割引で購入したよ
※※※※ 2026年06月末現在の情報です ※※※※
目次
はじめに
Oracle Database は、オンプレミス環境だけでなく、OCI 上の Oracle Base Database Service や Exadata Database Service など、クラウド上でも幅広く利用されています。製品担当エンジニアとして Oracle / OCI 関連のご相談を受ける中でも、Oracle Database の基本的な仕組みや管理操作を理解しておくことは重要だと感じています。
そこで今回は、Oracle Database の知識を体系的に整理する目的も兼ねて、ORACLE MASTER Gold DBA 2019 の取得を目指しました。
学習に使用した教材は、いわゆる「黒本」です。今回は Silver と Gold の学習で、以下の2冊を使用しました。
オラクルマスター教科書 Silver DBA Oracle Database Administration I
オラクルマスター教科書 Gold DBA Oracle Database Administration II
特別な勉強法や近道があったわけではなく、黒本を少しずつ読み進め、章末問題や模擬試験で理解度を確認しながら学習しました。
ただ、最初から順調に Gold まで進めたわけではありません。Silver はギリギリで合格し、Gold は一度学習を中断し、さらに一度ギリギリで不合格になったあと、再受験でなんとか合格しました。
この記事では、Silver から Gold 合格までの流れと、実際にやってみて感じたことを紹介します。
まずは Silver DBA 2019 から
ORACLE MASTER Gold DBA 2019 を取得するには、前提資格として ORACLE MASTER Silver DBA 2019 などを保有している必要があります。
資格や試験の詳細は、Oracle 公式サイトをご確認ください。
1Z0-082-JPN(Oracle Database Administration I)
1Z0-083-JPN(Oracle Database Administration II)
そのため、まずは Silver DBA 2019 の取得から始めました。
Silver DBA 2019 の学習では、先ほど紹介した Silver の黒本を使いました。
学習期間としてはそれほど長く取らず、黒本を1周して受験しました。結果としては合格できたものの、ホントにギリギリでした。
振り返ってみると、問題演習が足りなかったと思います。本文を読むことで試験範囲の全体像はつかめていましたが、実際に問題を解いて知識を定着させるところまでは十分にできていませんでした。
また、製品担当として日々 Oracle Database や OCI に触れていても、「知っているつもり」と「問題として正しく答えられる」の間には差があると感じました。
ギリギリとはいえ Silver に合格できたので、Gold の前提条件は満たせました。しかし、Gold の試験範囲には Silver で学習した内容も関係してくるため、Gold の学習では Silver の復習もしながら進めることになりました。
Gold 学習を開始。しかし一度中断
Silver 合格後、Gold の黒本を読み始めました。
Gold では、Silver よりもさらに範囲が広く、特にマルチテナント、バックアップ・リカバリ、アップグレード、フラッシュバック関連機能など、整理して覚える必要がある内容が多いと感じました。
これらの分野は、実際のデータベース運用やクラウド移行を考えるうえでも重要です。試験勉強ではありますが、お客様やパートナー様からのご相談に対して、より正確に説明・回答するための知識整理にもなりました。
ただ、Gold の学習を始めたころに試験内容の更新時期と重なり、予定していたタイミングでは受験予約を入れられませんでした。そこで、いったん Gold の学習は中断し、別の Oracle / OCI 関連資格の学習に切り替えました。
その後、Oracle AI Cloud Database Services 2025 Professional と OCI Architect Professional を取得しました。
一見すると Gold から遠回りしたようにも見えますが、結果的には資格学習のペースを維持できました。また、一度見ていた内容を後から掘り起こすことになり、理解の定着にもつながったように思います。
Gold 学習を再開
本当はゴールデンウィーク中にも Gold の勉強を進めようと思っていました。
しかし、気が付いたらゴールデンウィークが終わっていました。あれ?
ということで、実際に Gold の黒本を再開したのはゴールデンウィーク明けからです。
Silver のときに問題演習が足りなかった反省があったため、Gold では黒本を読み進めるだけでなく、章末問題や模擬試験で間違えたところを本文に戻って確認するようにしました。
特に重点的に見直したのは、マルチテナントとアップグレードです。CDB/PDB まわりの操作や考え方、アップグレード前後の作業などは、似たような用語や手順が多く、整理しながら覚える必要がありました。
また、あとから振り返ると、フラッシュバック系の機能については整理が不十分だったと感じています。フラッシュバック・データベース、フラッシュバック・テーブル、フラッシュバック・クエリなど、どの機能がどの場面で使えるのかを、もう少し早い段階で整理しておくべきでした。
一度不合格になり、再受験で合格
学習再開後、一度 Gold を受験しました。
結果は不合格でした。
Silver のときはギリギリでも合格できましたが、Gold では今度はギリギリで不合格でした。黒本を読んで理解したつもりになっていても、問題として問われると判断に迷うところがあり、知識の整理がまだ甘かったと感じました。
幸い、Oracle の再受験無料キャンペーンを利用していたため、その後もう一度受験することができました。
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再受験までの期間は長くありませんでしたが、初回受験で迷った分野を中心に、黒本に戻って確認しました。特に、マルチテナント、アップグレード、フラッシュバック系の機能については、用語だけでなく「どの場面で使うのか」を意識して復習しました。
その結果、再受験でなんとか ORACLE MASTER Gold DBA 2019 に合格することができました。
振り返り
今回の学習を振り返ると、Silver と Gold のどちらも黒本が学習の中心でした。
ただし、Silver のときのように黒本を1周しただけでは、理解が浅いままになりがちです。Gold では、Silver の復習もしながら、問題演習で間違えたところを本文に戻って確認することが大事だと感じました。
また、Gold の学習を一度中断し、別の Oracle / OCI 関連資格を挟んだことで、結果的には資格学習のペースを維持できました。一度見ていた内容を後から掘り起こすことになり、理解が定着した面もあったと思います。
製品担当エンジニアの立場では、資格を取ること自体が目的というよりも、製品やサービスを正しく理解し、お客様やパートナー様にわかりやすく説明できることが重要です。今回の ORACLE MASTER Gold DBA 2019 の学習を通じて、Oracle Database の管理や運用に関する知識をあらためて整理できました。
特別な学習方法はありませんでしたが、黒本を地道に読み進め、問題演習と復習を繰り返すことで、最終的に Gold に合格できました。
これから ORACLE MASTER Gold DBA 2019 を受験する方の参考になれば幸いです。
今回はここまで。
また次回まで、みなさまごきげんよう。
OCI を取り扱われているパートナー企業様へ様々なご支援のメニューを用意しております
著者紹介
先端技術統括部
DXコンサルティング部 デジタルイノベーション課
永瀬 晋作
みなさま、ごきげんよう。
