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みなさま、ごきげんよう。永瀬です。
少し前になりますが、2026年04月に Oracle Cloud Infrastructure 2025 Certified Architect Professional に合格しました。
OCI Architect Professional は、OCI のアーキテクチャ設計や運用に関する知識を問う Professional レベルの認定資格です。
今回は、私が受験した日本語試験の OCI Architect Professional について、試験内容そのものには触れない範囲で、新しくなった実技試験を受けて感じたことや、合格までに実施した学習方法を紹介します。
※※※※ 2026年06月末現在の情報です ※※※※
目次
- 受験した試験について
- 試験概要
- 学習に使用したリソース
- 学習期間
- 新しくなった実技試験を受けて感じたこと
- OCI Console のレスポンスには注意
- 2025版で早めに受験するのも選択肢
- 試験当日の注意点
- まとめ
受験した試験について
今回受験したのは、日本語試験の Oracle Cloud Infrastructure 2025 Architect Professional です。
英語試験ではすでに2026年版が提供されており、出題形式は Multiple Choice、出題数は50問となっています。
一方で、2026年版の日本語試験は、例年のリリース時期を踏まえると2026年10月ごろのリリースが見込まれており、本記事執筆時点では、2025年版の日本語試験で受験することになります。
また、Oracle University Japan のニュースでは、OCI 認定試験の一部について、2026年2月1日より新方式の実技試験として提供開始されることが案内されていました。日本語試験についても、新方式への移行に伴い、2026年3月までに試験実施再開予定とされていました。
つまり、今回受験した試験は「2025年版の日本語試験範囲」に基づくものであり、「新方式の実技試験」でもあります。
※2026年版の日本語試験の提供時期や試験形式は、変更される可能性があります。受験前には必ず Oracle University の公式ページで最新情報をご確認ください。
試験概要
Oracle University の試験ページでは、Oracle Cloud Infrastructure 2025 Architect Professional の試験概要は以下のように案内されています。
- 試験形式:Hands-on Performance Based
- 試験時間:91分
- 出題数:34問
- 合格ライン:68%
試験 1Z0-997-25: Oracle Cloud Infrastructure 2025 Architect Professional : Japanese - v2 (1Z0-997-25-JPN)
試験は、実技問題と選択問題で構成されています。
私が受験した際の画面では、全34問のうち、実技問題が8問、選択問題が26問という構成でした。
また、実技問題のほうが選択問題よりも配点が高く、1問あたりの重みが大きいと感じました。
なお、この配点内訳は受験時の画面で確認した情報であり、Oracle University の公開ページに掲載されている情報ではありません。今後変更される可能性もあるため、参考情報としてご覧ください。
学習に使用したリソース
学習には、Oracle University の以下のラーニング・パスを使用しました。
Japanese: Become an OCI Architect Professional (2025) 日本語
基本的には、このコースに含まれるビデオを視聴しながら、試験範囲を確認しました。
また、コース内の練習問題については、正答率が100%になるまで繰り返し解きました。
練習問題を解く際は、単に正解を覚えるのではなく、
- なぜその選択肢が正解なのか
- 他の選択肢はなぜ不適切なのか
- どのサービスを、どのような場面で使うのか
を意識して確認しました。
Architect Professional では、単一サービスの知識だけでなく、可用性、障害対策、ネットワーク、データベース、移行、監視などを組み合わせた判断が求められます。
そのため、練習問題を周回する際は、問題文のキーワードから設計方針を判断できるように意識しました。
学習期間
勉強を開始してから合格までは、約4週間でした。
私の場合、普段からOCIに触れる機会があったため、4週間程度の学習期間で合格できました。
一方で、OCIの利用経験や設計経験によって必要な学習期間は変わると思います。
新しくなった実技試験を受けて感じたこと
実技試験と聞いていたので、受験前は「OCI Console を操作しながら、細かい設定値を確認して回答する試験なのかな」と身構えていました。
しかし、実際に受けてみると、選択肢自体は実環境を細かく確認しなくても判断できるものが多い印象でした。
そのため、想像していたような「実環境を隅々まで確認して、設定値を探しながら回答する」試験というよりは、OCI の設計やサービス仕様を理解していれば、選択肢から正解を判断しやすい内容だと感じました。
2026年2月から実技試験が新方式に変更され、日本語試験も2026年3月ごろに新方式へ移行しました。そのため、以前の実技試験よりも取り組みやすい形式になっているのではないかと感じました。
ただし、これは試験対策が不要という意味ではありません。
OCI のサービス仕様や設計パターンを理解していないと、選択肢の判断に迷う場面はあると思います。
実技試験では、実環境の細かい設定値を探す力というよりも、設計判断力やサービス理解が問われている印象でした。
OCI Console のレスポンスには注意
試験中にアクセスできる OCI Console は、普段利用している環境と比べると、レスポンスが遅い場面がありました。
クリックしてもすぐに反応しなかったり、画面の切り替えに少し時間がかかったりします。
Professional レベルの試験を受験する方であれば、OCI Console の基本操作に戸惑うことは少ないと思いますが、試験環境では普段と同じ操作感で進められない可能性があると感じました。
2025版で早めに受験するのも選択肢
個人的な感想としては、新しくなった実技試験は、受験前に想像していたよりも取り組みやすかったです。
もちろん、OCI のサービス仕様や設計パターンを理解していることが前提にはなりますが、実環境を細かく確認しながら設定値を探すような問題ばかりではなく、設計やサービス理解から選択肢を判断できる問題が多かったように感じました。
英語試験ではすでに2026年版が提供されており、日本語試験の2026年版も今後リリースされる見込みです。
2025版と2026版の試験形式を整理すると、以下のようになります。
| 試験 | 形式 | 問題数 | 時間 |
|---|---|---|---|
| 1Z0-997-25(2025版) | Hands-on Performance Based | 34問 | 91分 |
| 1Z0-997-26(2026版) | Multiple Choice | 50問 | 90分 |
本記事執筆時点では、日本語試験は2025年版の新方式実技試験として受験できます。
そのため、OCI Architect Professional の受験を検討している方は、2026年版の日本語試験への切り替えを待つだけでなく、現在の2025年版で早めに受験することも選択肢の一つだと思います。
試験形式や出題内容は今後変更される可能性があるため、受験前には必ず Oracle University の公式ページで最新情報をご確認ください。
試験当日の注意点
試験内容とは別に、オンライン受験では「受験に使用する端末」も重要なポイントです。
OCI 資格試験は、Oracle University からオンラインで受験します。
ただし、会社支給の業務用端末で受験しようとすると、セキュリティ設定やアプリケーションのインストール制限により、試験開始前のチェックでつまずく可能性があります。
実際に受験する端末で、事前にWebカメラ、マイク、ブラウザー、必要なアプリケーションなどが問題なく利用できることを確認しておくと安心です。
受験端末の要件や注意点については、以下の記事で詳しくまとめています。
オンライン受験を予定している方は、試験勉強だけでなく、受験環境の確認も早めに済ませておくことをおすすめします。
まとめ
今回は、OCI Architect Professional の合格体験記として、学習方法や新しくなった実技試験を受けて感じたことを紹介しました。
学習には Oracle University の「Japanese: Become an OCI Architect Professional (2025) 日本語」を使用し、ビデオの視聴と練習問題の周回を中心に進めました。
勉強開始から合格までは約4週間でした。
実技試験については、受験前に想像していたよりも取り組みやすい印象でした。
これから受験される方は、
- Oracle University のラーニング・パスで試験範囲を確認する
- 練習問題を繰り返し解き、正答率100%を目指す
- 試験環境の OCI Console は普段よりレスポンスが遅い場合があることを把握しておく
- オンライン受験に使用する端末を事前に確認する
といった点を意識して準備するとよいと思います。
2026年版の日本語試験への切り替えを待つ選択肢もありますが、現在受験できる2025年版の新方式実技試験は、個人的には比較的取り組みやすい形式だと感じました。
OCI Architect Professional の受験を検討している方は、今のうちに受験して合格を目指すのもよいと思います。
これから受験される方の参考になれば幸いです。
今回はここまで。
また次回まで、みなさまごきげんよう。
OCI を取り扱われているパートナー企業様へ様々なご支援のメニューを用意しております
著者紹介
先端技術統括部
DXコンサルティング部 デジタルイノベーション課
永瀬 晋作
みなさま、ごきげんよう。
