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Microsoft Azure IoT Central で ReButton を使ってみた! (中編)

IoT
2019.09.12

前回のおさらい

前回の「前編」では、Azure IoT Central Application Manager ページで Azure IoT Central のアプリケーションとカスタムデバイステンプレートを作成し、IoT デバイスを接続する準備を行いました。

ReButton のような Azure IoT Central のデバイステンプレートが用意されていない IoT デバイスでも、カスタムテンプレートを作成することでノーコードで接続/管理することができます。

今回は主に ReButton 側の設定を行い、Azure IoT Central 側で接続確認まで行っていきます。

目次

  1. Azure IoT Central Application Manager でアプリケーションを作成
  2. Azure IoT Central と ReButton の接続設定  ←今回はココ!
  3. Azure IoT Central のアプリケーションをカスタマイズ

2. Azure IoT Central と ReButton の接続設定

① ReButton のジャンパスイッチを操作し、工場出荷状態に初期化
 (ジャンパプラグを2本のピンに刺し、5秒以上通電 → ジャンパプラグを1本のピンに刺す)

re01.png

  

  

② ReButton のランプが [白色] になるまで長押しし、[AZB-] で始まる SSID に接続

re02.png

  

  

③ ブラウザで [192.168.0.1] にアクセスし、[Wi-Fi] を選択

re03.png

  

  

④ ReButton を接続する Wi-Fi の SSID とパスワードを入力し、[Save] をクリック

re04.png

  

  

⑤ [Wi-Fi Saved.] の文字を確認し、[Home] をクリック

re05.png

  

  

⑥ [Azure IoT Central] を選択

re06.png

  

  

⑦ 「前編」の [手順⑨] でメモした [スコープ ID]、[デバイス ID]、[主キー] の値を入力

re07.png

  

  

⑧ [Azure IoT Central Saved.] の文字を確認し、[Home] をクリック

re08.png

  

  

⑨ Wi-Fi に再接続し、Azure IoT Central Application Manager ページで ReButton のボタン押下イベントが反映されるか確認

re09.png

  

  

まとめ

今回は、「前編」で作成した Azure IoT Central のデバイステンプレートに ReButton を接続し、ReButton のボタン押下イベントが Azure IoT Central Application Manager に反映されることを確認しました。

次回の「後編」では、デバイステンプレートをカスタマイズして、クリックの種類判別や外部アプリケーションとの連携設定を行っていきます。

乞うご期待ください!!

著者紹介

SB C&S株式会社
ICT事業本部 技術本部 第1技術部 4課
井上 雄貴

新卒でSB C&S株式会社に入社後、Azureのプリセールスエンジニアとして案件支援、新規サービスの技術検証などに従事。
JDLA Deep Learning for ENGINEER 2019 #1を保有。
クラウド、AIのエキスパートエンジニアを目指し、日々邁進中。