みなさま こんにちは
今回は FortiSASEのダッシュボード編 です
※本ブログの内容は投稿時点での情報となります。今後アップデートが重なるにつれ
正確性、最新性、完全性は保証できませんのでご了承ください。
今回はFortiSASEのダッシュボードについてまとめます。主に FortiSASE で行った通信処理や、ユーザの管理などを確認するツールとなります。今回のチェック項目は2つです。
※本資料では、v22.2.25 で画面を取得しています
✓ダッシュボード
✓モニター
✓ダッシュボード
ダッシュボードの利用用途は以下のようになります。
Dashboards ... "MONITOR" で表示できるものを、ウィジェットとしてまとめて一覧に表示させる機能
・ウィジェットでは一部ドリルダウンで、詳細な情報を確認できるものもある
・脆弱性サマリや利用帯域情報など、"MONITOR" にはない、Dashboads専用のウィジェットがあるMONITOR ... 各種FortiViewや、接続ユーザや端末などの情報を詳細表示するもの
・ウィジェットと同様に一部ドリルダウンできるものもある
✓Dashboards
Dashboardsは、FortiSASE 管理画面にログインするとトップページとして表示されます。
メニューとしては、初期設定で Status, Security が作成済みとなっており、MONITOR が後に続きます。
比較として、FortiGate-40F(v7.0.6) のダッシュボードを用意しました。
細かい機能の差異はありますが、FortiGate と変わらない配置で準備されています。
初期設定のダッシュボードでは、エンドポイントの情報のほか、FortiSASE帯域の利用状況や、端末の脆弱性の状態などの把握ができます。
✓MONITOR
こちらは FortiGate の FortiView と同様に、簡易的なレポート機能になります。
よくアクセスする宛先に対し、ドリルダウンでアクセスしているユーザを確認するといった事も可能です。
✓Dashboardsのカスタマイズ
デフォルトのダッシュボードでは満足できない場合、新しく ダッシュボード を作成することが可能です。
少しわかりにくいのですが、 '+' から作成します。
ダッシュボードのベースを作った後は、ウィジェットを追加します。
利用できるウィジェットを選ぶと、
ダッシュボードに追加されます。
✓Monitorのカスタマイズ
ダッシュボードと同様に、わかりづらいのですが、'+' から作成します。
モニターとして表示したいものを選択し、
モニター名を決めると
新しいモニターとして表示されるようになります。
Dashboards や、MONITOR につきましては、FortiGate と同じように初期化をしたり、不要なダッシュボード/モニター/ウィジェットを削除するといったことも可能です。
導入時よりも、運用が開始された後に重要になる項目ですので、ぜひ有効活用いただければ幸いです。
ここまで読んでくださりありがとうございました!
今回はFortiSASEのダッシュボードということでダッシュボードの用途やカスタマイズについて案内しました。今後も検証記事についてアップしますので定期的にチェックいただけますと幸いです!
【連載:FortiSASEを知る!!】
~その4~ FortiSASEのセキュリティポリシー(前半)
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著者紹介
SB C&S株式会社
技術統括部 第2技術部 1課
長谷川 聡