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みなさま、ごきげんよう。永瀬です。
今回は、チームのほかのメンバーに OCI でいろいろ試してもらうために、検証用の Sandbox 環境を作成していきます。コンパートメントを作成し、ポリシーでコンパートメント内にだけメンバーのアカウントに管理者権限をつけていきます。
※2024年06月末時点での情報となります。
テナンシにユーザーを作成した前回の記事はこちらです。
https://licensecounter.jp/engineer-voice/blog/articles/20240523_oci_createusers.html
OCI にユーザーを追加してみた
目次
作業内容
前回はチュートリアルを参考にユーザーを作成しましたが、今回はヘルプセンターのドキュメントを参照しながら作業を実施します。
https://docs.oracle.com/ja-jp/iaas/Content/GSG/Tasks/addingusers.htm#Create
ユーザーの追加
- サンドボックス コンパートメントの作成
- グループの作成
- ユーザーの作成
- ポリシーの作成
このうち、手順3のユーザーの作成は前回の記事で実施済みですので、今回は既存のユーザーを編集して、手順2で作成した SandboxGroup グループに追加してください。
具体的な手順は、それぞれの項目の左端の「+」マークをクリックすると展開して表示されます。
できた!
Sandbox コンパートメントを作成し、ポリシーを介してSandboxGroup に含まれるユーザーに Sandbox コンパートメントに対する完全な権限を付与しました。
おわりに
これで、チームのメンバーは OCI にサインインして Sandbox コンパートメント内に自由にインスタンスを作成し、いろいろな検証を試してもらうことができるようになりました。
Always Free で Autonomous Database (ADB) も作成できるので、できるだけ Always Free で試してもらうようにお願いしつつも、必要な検証であればクレジットを消費するインスタンスの作成も可能になっています(できるだけこまめに電源落としてね)。
今回はここまで。
それでは、みなさま、ごきげんよう。
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著者紹介
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先端技術推進統括部
DXコンサルティング部
永瀬 晋作
みなさま、ごきげんよう。