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DELL EMC PowerVault ME4024の紹介 第5回 まとめ

ストレージ / HCI
2019.10.07

こんにちは。SB C&Sで仮想化製品のプリセールスエンジニアをしている笠原です。

現在、DELL EMCのストレージ製品である「PowerVault ME4024」についての連載をしております。本記事はその連載の最終回となります。

第1回 製品概要と機能
第2回 ストレージのセットアップ
第3回 vSphereの共有ストレージとしての構成手順
第4回 ADAPTについて
第5回 まとめ


今回はまとめということで、これまで検証をしてきて本ストレージの特長であると感じたことについて簡単に触れていきたいと思います。

操作性

こちらのストレージを検証してみて私が一番の特長であると感じたことは、とてもシンプルであるということです。

まず、第2回と第3回でセットアップについて書きましたが、設定項目が少なく、ウィザードに沿ってスムーズ設定していけば、1時間もかからずに仮想環境がセットアップができるような作業量でした。

ボリューム構造に関しても複数のディスクグループで階層化しプールを作り、そのプールからボリュームを作成するといったシンプルかつ柔軟なボリューム構造をしています。

次に、管理画面がとても見やすく、視覚的にボリュームの使用状況やパフォーマンス、健全性がすぐに確認できます。ボリュームを作成してvSphere環境へマウントしたい時にも数ステップで行うことができます。

スクリーンショット 2019-09-27 20.09.26.png

性能・機能

数値の出る性能に関しては構成やワークロードによって変わってくるため、一概にお伝えできませんが、メーカーサイトにもある通りエントリークラスのストレージとしてはパフォーマンスの良い製品であったということは一言お伝えします。

また、階層化機能やスナップショット機能など、企業向けストレージとして使われる機能が一通りそろっております。容量に関しても3PBまで拡張可能であり、小規模環境ですと心配する点はまずありません。


このように特長をまとめてみると、手軽に仮想基盤の共有ストレージとして使う時に本当に必要な性能・機能を考えてみると、PowerVault ME4シリーズがぴったりと当てはまるケースがたくさん考えられます。

また、エントリーモデルのストレージも多数ありますが、見逃してはいけないポイントはこちらの製品は大手ベンダーであるDELL EMC社のブランドであることです。サポート対応などを考えるとナレッジの豊富な企業の製品であることは重要となるでしょう。

今回が連載の最後となりましたが、本ストレージのさらに詳しい情報や検証結果についてはSB C&Sまでお問い合わせください。

ME4シリーズのドキュメント類は以下からご覧いただけます。

https://www.dell.com/support/home/jp/ja/jpbsd1/product-support/product/powervault-me4024/docs

著者紹介

SB C&S株式会社
C&S Engineer Voice運営事務局

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