【パッケージリファレンス】では、Automation Anywhere Automation 360 のパッケージで使用できるアクションと、各アクションの設定パラメータについて、マニュアル形式でご紹介していきます。
今回は、Log To Fileパッケージのご紹介です。
Log To File パッケージ
本記事は「バージョン:2.2.0-20210227-025720」の情報です。(2021/6/22現在)
最新情報を確認するには、
公式ドキュメント:Log To File package
概要
テキストファイルにテキストを出力することができます。
アクション一覧
アクション名 |
英語名:log to file(日本語名:ファイルに記録) |
アクションの説明
アクション:log to file(ファイルに記録)
出力先のファイルパス、出力するテキストを設定することでテキストファイルの新規作成、または、既存ファイルへの上書き、追記を行うことができます。
No.1
パラメータ名 | File path(ファイルパス) |
概要 | 出力先のファイルパスを指定します。 |
省略可 | ✕ |
使用方法
「参照」をクリックし、出力先のテキストファイルを指定します。
または、直接および文字列変数で指定することもできます。
指定したファイルが存在しない場合、新規ファイルとしてテキストファイルを作成し、指定したテキストを出力します。
No.2
パラメータ名 | Enter text to log(テキストをログへ入力) |
概要 | ファイルへ出力したいテキストを設定します。 |
省略可 | ✕ |
使用方法
出力するテキストを直接または文字列変数で指定します。
No.3
パラメータ名 | Append timestamp(タイムスタンプを追加) |
概要 | タイムスタンプを出力したい場合、本オプションを選択します。 |
省略可 | 〇 |
使用方法
本オプションを選択すると、出力したテキストの先頭に日時を出力します。
出力フォーマット:(YYYY/MM/DD hh:mm:ss)
No.4
パラメータ名 | When logging(ログ記録時) |
概要 | 既存ファイルへの追加/上書きを指定します。 |
省略可 | ✕ |
使用方法
指定したファイルが存在した場合、どのように出力するかを選択します。
・既存のログファイルに追加:すでに書き込まれているテキストデータの後に出力します。
・既存のログファイルを上書き:すでに書き込まれているテキストデータを破棄し、最初から出力します。
パラメータ名 | Encoding(エンコード) |
概要 | ファイルへ出力するテキストのエンコードを指定します。 |
省略可 | ✕ |
使用方法
出力するテキストのエンコードを指定します。指定できるエンコードの種類は以下の通りです。
・ANSI
・UNICODE
・UTF8
・UTF-16LE
いかがだったでしょうか。Bot開発の参考になれば幸いです。
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著者紹介
先端技術推進統括部
RPAビジネス推進部
林田 啓太
役者 → SE → RPAエンジニア → ?
日々進化します!