みなさま、ごきげんよう。永瀬です。
先日、UiPath 特化型 AI アソシエイト認定資格に合格しましたので、
試験の概要や勉強法を共有しておきます。
・ 現在、受験料半額キャンペーン中です。
2024年10月末までですので、この機会に奮ってご受験くださいませ。
・ 英語での提供になりますが、UiPath Specialized AI Associate 試験の無償バウチャーがもらえる
トレーニングキャンペーンも展開中です。
AI Associate Developer Series 2024
※2024年09月26日現在の情報です。
目次
1. UiPath 特化型 AI アソシエイト認定資格とは
2. 試験予約
3. 試験範囲
4. 勉強のポイント
5. 学習コース(どう勉強するのか)
6. 受験を終えて
1. UiPath 特化型 AI アソシエイト認定資格とは
UiPath 特化型 AI アソシエイト認定資格は、
英語版の UiPath Specialized AI Associate certification の日本語版です。
UiPath Specialized AI Associate の上位資格として
UiPath Specialized AI Professional が位置付けられています。
UiPath Specialized AI Professional の日本語版は2024年09月末時点では公開されていませんが、
近日中にリリースされる予定です。
UiPath Specialized AI Associate も UiPath Specialized AI Professional も
Document Understanding と Communications Mining が出題範囲に含まれます。
UiPath 認定資格
UiPath 認定資格のページ内の「試験概要」のリンクに
出題範囲や推奨される試験準備などの情報をまとめたドキュメントがあります。
試験の概要は以下の通りです:
試験時間 | 90分 |
合格スコア | 70%以上 |
試験場所 | テストセンター or オンライン |
合否結果 | 試験終了後にスクリーンに結果が表示されます |
前提条件の試験 / 認定資格 | なし |
有効期間 | 取得から3年 |
受験料 | 150 米ドル / 21,000 円 |
参考: UiPath Certifications(英語)
2. 試験予約
まずは試験を予約して、それから勉強しましょう。
ピアソン VUE の UiPath 認定資格専用ページからログインし、
試験会場や日時を選択して予約します。
私の場合は、旧 Developer 資格の UiARD を取得済みであったり、
UiPath 社が実施したトレーニングなども受講したりしていたので、
いったん 3 週間後に受験日を決めました。
もし、万が一、勉強が間に合わなかった場合には、
試験開始の 48 時間前までなら日程を変更することが可能です。
ピアソンVUE / UiPath 資格ページ
3. 試験範囲
試験範囲は下記の通りです。
• ビジネス知識
• プラットフォームの知識
• Studio インターフェイス
• 変数と引数
• 制御フロー
• デバッグ
• 例外処理
• ログ
• メールの自動化を設計する
• ファイルとフォルダーを操作する
• データ操作
• コントロールの統合
• ワークフロー アナライザー
• 実装メソドロジー
• Orchestrator
• Integration Service
• UiPath Document Understanding
• UiPath Document Understanding フレームワーク
• UiPath Studio - Document Understanding のアクティビティ
• UiPath AI Center
• UiPath Communications Mining
• UiPath Communications Mining - モデル トレーニング
• UiPath Communications Mining - タクソノミー設計
• 2023.10 の新機能
試験範囲は大きく2つに分けられそうです。
・ Studio を使用してデバッグや例外処理を含めたロボットの実装していくスキル
・ AI Center、Document Understanding、Communications Mining のプラットフォーム操作手順
4. 勉強のポイント
前半の Studio を使用する部分は、デバッグに関する問題が多く出題された印象です。
また、画面上の具体的なメニュー項目を問われる問題もあり、
実際のデバッガーでデバッグ操作をしたことがないと解けない問題も多かった印象です。
後半の AI プラットフォームの操作についても、やはり画面上のメニューなどの項目名を問われるなど、
実際の操作をしていないと太刀打ちできない問題が多かったように思います。
いずれの範囲も、UiPath Academy のラーニングパスを修了しながら、
実際に製品を触っていかないと合格点に届かせるのが難しいという難易度になっていたと思います。
5. 学習コース(どう勉強するのか)
■UiPath Academy
2024年09月現在、UiPath Specialized AI Associate の資格試験を日本語で受験できますが、
UiPath Academy の対応ラーニングパスは英語のままです。
「試験概要」のドキュメントに記載されている日本語化されている関連ラーニングパスは、
上位資格の UiPath Specialized AI Professional に対応する内容のようです。
なんともチグハグな状態ですが、覚悟を決めて、
英語版のラーニングパスを2つとも受講しました。
【英語版の試験概要のドキュメントで推奨されていたラーニングパス(2つ)】
Automation Developer Associate Training (v2023.10)
Specialized AI Associate Training
【日本語化されている関連ラーニングパス(2つ)】
オートメーション デベロッパー プロフェッショナルトレーニング
オートメーション 開発者 - プロフェッショナル 特化型AI
■公式ドキュメント
製品ドキュメントを読み込んでおくことも重要です。
例えば、Document Understanding で使用するパッケージのアクティビティ名と
何をするアクティビティなのかは、
一通り覚えておくことをお勧めします。
また、ドキュメント内に書かれていた注意事項を覚えていれば正解できる問題も、
相当数出題されたように思います。
Document Understanding
ELI5 Document Understanding - Implementation of a Project
■プラクティス テスト
いわゆる公式練習問題です。
何度でも無料で挑戦できます。
練習問題はすべて正解できるようにしておかないと、
試験本番で合格点を取ることは難しいと思います。
実際の試験では、練習問題と同じ問題が2割くらい出題された印象でした。
特化型 AI アソシエイト模擬テスト (2023.10)
6. 受験を終えて
試験本番と練習問題は日本語化されているけれど、
アカデミーのラーニングパスは英語のままという歯痒い状態でしたが、
なんとか合格することができました。
# ひと安心
アカデミーの関連ラーニングパスの日本語化は、いずれやってくれるものと UiPath を信じています。
この後は、UiPath Specialized AI Professional 試験が日本語化されたら、挑戦してみたいです。
Professional のラーニングパスは日本語化済みなので、こちらは試験の日本語化対応を待つばかりです。
今回はここまで。
それでは、みなさま、ごきげんよう。
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著者紹介
先端技術推進統括部
DXコンサルティング部
永瀬 晋作
みなさま、ごきげんよう。