Microsoft 365 Apps
2018年06月22日
Office 365 の 4つのOfficeを使いこなそう!
こんにちは、Office 365相談センターの五味です。
今回は、Office 365ビギナーな方向けに、Office 365のOffice部分に焦点を当てて説明します。
Office 365 ProPlus、Businessを含むプラン(Business、Business Premium、ProPlus、E3、E5)では、4種類のOfficeが提供されます。
1人が何種類ものデバイスを同時に駆使するマルチデバイス時代だからこそ、Office 365の4つのOfficeを使いこなすことが業務をよりスマート且つ快適にこなす一つのキーポイントになりますよ。
Office 365 ProPlus/ Business で提供される4つのOfficeとは
Office ProPlus(またはBusiness)
Business・Business Premiumのプランでは「Business」、ProPlus・E3・E5のプランでは「ProPlus」がそれぞれ提供されます。
ProPlus(またはBusiness)は、いわゆる従来型の「Office」で、Office Professional Plus 2016(Macにインストールする場合は、Office for Mac 2016)と同等のアプリケーションです。
ProPlus(またはBusiness)のポイントは4つ。
- オフラインでも使える
- 1ユーザーあたりPC5台までインストールOK
- 自宅使用権込み
- 旧バージョンのオフィスとも共存OK
オフラインでも使える
Office 365は"クラウド"ということでよく勘違いされるのですが、ProPlus(またはBusiness)は今までのOfficeと同様、オフラインで使用することも可能なんですよ。
使用感は今までのOffice 2010や2013などの製品とほとんど変わりません!
- ただし、ライセンス認証のため一定期間に一度、裏でインターネットに接続しに行きます。
- そのため、完全にオフラインの状況下ではご利用いただけません。
1ユーザーあたりPC5台までインストールOK
1ユーザーあたりパソコン(Macを含む)5台まで※インストール可能です。
今まではWindows版とMac版は別々に購入する必要があり、ライセンスの管理も複雑になりがちでしたが、Office 365ならOSの違いを気にすることなく契約は1ライセンスのみでOK。
その他、スマートフォン5台、タブレット5台までインストールできるのもポイントです。
一人が複数台、さまざまなデバイスを持つ時代ですので、ライセンスの最適化に繋がりますね。
- 1ライセンスで5ユーザーまでインストール可能という意味ではありませんのでご注意ください!!1ユーザーあたり、そのユーザーが所持・運用する5台のパソコンまでインストール可能という意味です。
自宅使用権込み
Office 365のOfficeは、自宅使用権がついています。
ワークスタイルの多様化への対応やBCP対策として、"社員の自宅のPCにダウンロードさせて自宅でオフィスに居るときと同じ環境で仕事をしてもらう"ということも可能になります。
旧バージョンのオフィスとも共存OK
「社内の基幹システムの関係で、どうしても旧バージョンのOfficeも使わざるを得ない。」
「でも社外とのやり取りにサポート切れした古いバージョンのOfficeソフトで作成したドキュメントを渡すのも会社としては芳しくない。一体どうしたら...」
そんなお悩みを抱えたお客様も、Office 365なら安心です。
Office 365なら旧バージョンのOfficeと並行して稼働させることが出来るので、一気にお悩み解決ですね。
Office Online
Webブラウザで開いて作業できる、Web型のOfficeも提供されます。
利用できる機能はインストール型のOffice ProPlus(またはBusiness)と比較すると少ない(マクロやVBAなどは動きません。また図画描写機能やアニメーションなども限定的といった機能制限あり)ですが、インターネットに接続できwebブラウザが開けるデバイスであれば、どこからでもアクセスができるのが魅力です。
Office Onlineがあれば、もし自分のデバイスが手元にない時でも、インターネットブラウザ経由でOffice Onlineを開いてドキュメントを閲覧・編集するこが出来るようになりますよ。
Office Mobile (for iOS / Android)
スマートフォン用の手軽なiOS/Android版アプリケーションの利用権もついています。
Office Mobileでは、Officeドキュメントの閲覧機能と、必要最低限の編集機能を提供しています。
Office Online同様機能が少々限定的ではありますが、マイクロソフトの純正Officeアプリなだけあって、スマートフォンで開いているとは思えないほど、表示の互換性はバッチリ。
また、オフラインでもスマホ上でドキュメントの閲覧・編集ができるのは、移動が多い営業さんにも嬉しいアプリと言えます。
最近では1人2台以上の携帯を所持していることが普通となりましたが、Office Mobileも1ユーザー5デバイスまでダウンロードいただけます。社用携帯2台持ち、なんてケースにも対応できますね!
Office for iPad
Office 2013のバージョンから登場した、iPad専用にチューニングされたアプリケーション「Office for iPad」も、Office 365のProPlus(またはBusiness)が含まれるプランでご契約をいただくとお使いいただけます。
提供されるアプリケーションは、ビジネスにおいて欠かせないWord、Excel、PowerPointの3つ。
いずれもApp Store上で無料でダウンロードできるアプリケーションですが、編集機能を利用するにはOffice 365の契約が必要です。
操作はパソコン版と比べるとやはり制限されていますが、こちらもマイクロソフトの純正アプリなだけに、互換性やUIの使い勝手はサードパーティ製の同様のアプリの追随を許しません。
Office 365のOfficeが使いたい!プランはどれ?
ご紹介した「Office Online」・「Office Mobile(for iOS, Android)」・「Office for iPad」は、それぞれバラ売りはされておらず、Office 365のOfficeが含まれるプランであればすべて利用権が付帯しています。
つまり、Office 365のOfficeが入っているプランを選べば良い、ということですね。
Officeだけのプランならこれ!
- 【従業員300名以下のお客様向け】Office 365 Business
- 【従業員300名以上のお客様向け】Office 365 ProPlus
メールやweb会議などのグループウェア機能も気になるなら...
実は、Office 365にはOfficeだけではなく、メール・スケジュール機能や、web会議機能、ファイル共有機能など、グループウェア的な機能が含まれたパッケージプランもあります。
グループウェアの方のプランが気になるあなたは、こちらがおすすめです!
- 【従業員300名以下のお客様向け】Office 365 Business Premium
- 【従業員300名以上のお客様向け】Office 365 E3
まとめ
いかがでしたでしょうか。
Office 365のOfficeについて、理解は深まりましたか? Office 365には4つのOfficeが含まれています。
Office 365に含まれる4つのOfficeとは...
- Office 365 ProPlus(またはBusiness)
- Office Online
- Office Mobile
- Office for iPad
これら4つのOfficeを駆使すれば、時間・場所問わず、いつでもどこでも、Office ドキュメントの編集の続きができるようになりますよ。
Office 2010のサポート終了があと2年と迫る中、お乗り換え先としてぜひOffice 365をご検討くださいね!
Office 365導入のご検討に際しては、ぜひOffice 365相談センターをお使いください。
Office 365相談センターでは、豊富な資料のご提供のほか、Office 365専任スタッフが皆様の疑問・質問にお答えしています。
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