こんにちは、Microsoft 365 相談センターの五味です。皆さんは、クラウドストレージをお使いですか?Microsoft 365のクラウドストレージと言えば、OneDrive for Business。最近ではPPAP(パスワード付きzipファイル)禁止の方針を取る企業も増えているので、OneDrive for Businessを使ってファイルを保存したり共有している方も多いのではないでしょうか。
OneDrive for Businessは1ユーザーにつき1TBの容量が利用できるのですが、容量が足りないというケースもあるようです。そこで今回の記事では、【 OneDrive for Businessの容量の拡張可否 】についてご紹介します。
OneDrive for Businessを使ったファイル共有方法
「OneDrive for Business」の容量を拡張するためのオプションライセンスプランは提供されていません。しかし、OneDrive for Businessの容量を拡張する方法はあります。
OneDrive for Businessではユーザーごとに 1TB の容量が利用できます。OneDrive for Businessが利用できるプランのうち、以下の対象プランを同一のテナント上で「合計5ライセンス以上」契約している場合、1ユーザーあたりに割り当てられる容量を最大 25TB まで拡張できます。
OneDrive for Business Plan 2を含むプラン
「OneDrive for Business」の容量は、段階的に拡張できます。
OneDrive for Businessについてもっと詳しく知るならこちらの記事もおすすめです!
Microsoft 365の中には、似たようなサービスとして、SharePoint というサービスがあります。OneDrive for Businessが「個人用のクラウドストレージ」とするなら、SharePointは「全社で利用する共有フォルダ、共有ファイルストレージ」というようなイメージを持っていただけると良いでしょう。
いいえ。SharePoint の容量拡張は、OneDrive for Businessの容量拡張とは考え方が違います。
SharePoint は、1TB + (10GB × 契約SharePoint のライセンス数) の基本容量が付与されます(1テナントあたり)。
SharePoint のこの基本容量を超えて利用したい場合は、SharePoint 用のアドオンライセンス「Office 365 Extra File Storage」の追加契約が必要です。「Office 365 Extra File Storage」を1ライセンス契約するごとに、SharePoint Online容量を 1GB 追加できます。
いいえ、「OneDrive for Business」では「部門、組織」の「共有ファイル」の管理はできません!!
「OneDrive for Business」は、利用ユーザーの「個人のファイル」のデータ保存が「使用目的」としてサポートされます。「部門、組織」の「共有ファイル」は「OneDrive for Business」ではなく「SharePoint Online」に保存、管理してください。
いかがでしたか?今回の記事では、【 OneDrive for Businessの容量の拡張可否 】についてご紹介しました。
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それではまた、次回のブログでお会いいたしましょう!
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