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Nutanix .NEXT 2019 アナハイム Day2の最新情報(Nutanix製品アップデート情報)をお届け

ストレージ / HCI
2019.05.10

※本投稿で紹介される内容は、発表当時のものであり将来の機能実装をお約束するものではありません。

Nutranix .Next アナハイムも2日目(最終日)となりました。
今日は、IoT関連、Era、Xi Leapの話が中心に行われましたので、昨日と同じくアップデート周りを中心にお伝えします。

この記事はDay2ですが、合わせてDay0とDay1の記事も併せてご覧いただくと全容が把握しやすくなります。
Day0 - Nutanix .NEXT 2019 アナハイム Day0の最新情報をお届け
Day1 - Nutanix .NEXT 2019 アナハイム Day1の最新情報(Nutanix製品アップデート情報)をお届け

Xi IoT

Xi IoTは、IoTを活用するための総合プラットフォームを提供します。

前回の.NEXT 2018ではProject Sherlockとして概要が発表されましたが、今回はより具体的なアーキテクチャが明らかになりました。

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Xi IoT
Xi IoTの中核を成すコンポーネントとして、新たに3つの製品が発表されました。
  • Xi IoT Cloud Instance
  • Xi IoT App Library
  • Xi IoT Sensor
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各コンポーネントの役割
Xi IoT Sensorは、スマートフォン向けのアプリケーションであり、スマートフォンのカメラや各種センサーを使い、Edgeに対してデータを渡します。
Xi IoT App Libraryをもとに作成したアプリケーションをEdgeとしてオンプレまたはクラウド(Xi IoT App Library)に展開し、センサーから受け取ったデータの収集を可能にします。

Nutanix Era

Nutanix Eraはデーターベースの展開およびデーターを管理するためソフトウェアです。
昨年12月にGAされ、Oracle RACの構築にも対応し、DBを必要なときに自動展開でき、構築したDBのデーターリストア、コピーDBの作成が可能です。
今回このEraにもアップデートがありました。

CIMG6746.JPG DB クラスタリングのサポート
こちらのスライド写真は、Eraから展開するデーターベースの構成がシングル構成ではなく、各DBソフトウェアのクラスタリング構成をサポートしました。
PostgreSQL HAやSQLServer AAGなどを従来のような面倒な設定なく数クリックで展開可能です。

Oracle DB Patching
また、OracleDBに対するPacth適用が可能となります。これがOPacthであれば、毎度煩雑なパッチ適用処理をしなくてすむため、ものすごく管理が楽になると思います。

CIMG6747.JPG

RBAC(Roll Base Access Controll)機能の搭載
Nutanix EraはDBサーバーのクラウドサービス(DB as a Service)のような機能を兼ね備えています。
いろいろなシステム開発などのプロジェクトでそれぞれがDBを自由に展開し、インストール作業等なく即座にDBを利用できるようになるのは大きなメリットです。
一方で複数のプロジェクトで利用している場合、いろいろなDBサーバーが見えてしまい、セキュリティ的にもオペレーションミスの観点からもよくありません。
そこで、RBAC機能を搭載し、Era管理者が各ユーザーが触れるDBを制御することで不要なオペレーショントラブルを防ぐことができます。

Xi Leap

Nutanix Xi Servicesは、Nutanixが提供するパブリッククラウドプラットフォームです。通称ではXi(ザイ)と略して呼ばれることもあります。
Nutanix Xi Servicesは、Xi FrameやXi Beamなど様々な製品がありますが、今回はDR as a ServiceであるXi Leapのアップデートが発表されました。

CIMG6794.JPG Xi Leap
おさらいですが、Xi Leapは、オンプレミスで設置しているNutanixクラスターの仮想マシンをパブリッククラウド(Xi Leap)にDisaster Recoveryができるサービスです。

今回は、
  • マルチハイパーバイザーサポート
  • Bultin VPN
  • リージョンの増加
の機能追加が発表されました
CIMG6797.JPG マルチハイパーバイザーサポート

いままでXi Leapは、オンプレミスのNutanixクラスターはハイパーバイザーがAHVのみサポートでした。
AOS5.11からは、AHVはそのままに、ESXiもサポートとなります。これにより、Xi Leapの活用の幅はかなり広がるでしょう。
CIMG6828.JPG 様々なセキュリティに対応

Xi Leapは、セキュリティ規格に対応しています。
また、Built-in VPNなどのネットワークセキュリティなども含まれます。 (どのように実装されるのか全く分かりませんが...)
CIMG6844.JPG サービス提供リージョンが追加

Xi Leapのリージョンが追加されました!
  • 日本
  • ドイツ
  • イタリア
CIMG6845.JPG こちらは拡大した画像です


日本のXi Leapサービス開始は2019年夏ぐらいではないかと思います。


Nutanixは、仮想化の基礎であるHCIをベースに成長してきましたが、HCIにこだわらずお客様の必要なものを提供していくというコセンプトと、今まで時間のかかっていた作業を短くして本来のアプリケーションに集中できる基盤(=Invisible Infrastructure)を実現しようとする内容であったように感じました。

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来年のNutanix .NEXTは、6月末にアメリカ・シカゴでの開催となります。

Nutanix .NEXT シカゴで来年会いましょう!


この内容はSB C&S主催 Nutanix販売パートナー様向けのフィードバックセミナーにて皆さまに直接お伝えしたいと思います。

今回は、福岡、大阪、東京の3拠点で実施します。お申し込みは以下から行うことが可能です。

・5/23(木)福岡開催

・5/27(月)大阪開催

・5/29(水)東京開催

著者紹介

SB C&S株式会社
技術統括部 第1技術部 3課
技術統括部 第3技術部 1課
長濱 歳也/萩原 隆博