▼Azure AD RMS[正式名称:Azure Active Directory Rights Management (Services)]
Azureの文字が付いてる点からもおわかりの通り、Azure(クラウド)のAD(ユーザー情報)を利用して、情報へのアクセス/操作管理ができる機能です!
オンプレミスのRMS(AD RMS)に対して、こちらはクラウドだけで完結するRMS(Azure AD RMS)です。
Office 365のE3標準機能、その他プランにはオプション機能として追加契約ができますよ。
▼簡単に言うと・・・Office 365のメールと文書保護強化機能です!
できることは大きく分けて次の3つ。
(1)アクセスできるユーザーを限定できる!
(2)ユーザーの操作(閲覧、編集、転送)を制限できる!
(3)メール、文書を暗号化できる!
⇒情報漏洩対策は必須!という企業さんも多く、Office 365利用にはやっぱり『鉄板』の組合せですね。
▼特定のグループ(組織)に対して文書保護機能をカスタマイズして配信(制御)が可能になりました。
≪設定画面≫
・Azure AD RMSの管理画面(Azureへログインします!)
⇒テンプレート(文書保護の設定雛形)を作成し、特定のユーザーに配信ができます。
★2015年3月からは特定のユーザーグループ(セキュリティグループ)に対して、
カスタマイズした文書保護設定が配信できるようになりました。
(設定画面画像をご参照くださいね。)
*この設定画面に関するガイド(設定/操作)説明がMicrosoftさんのサイトにはないのですよね。
▼組織(部署)専用の文書保護設定ができる!
今回の機能強化(グループに対して文書保護設定)により、次のようなことができるようになりました。
・営業部員だけがアクセスできるように設定!
・開発部所属の従業員のみがアクセスできるように設定!
・役職者のみがアクセスできるように設定!
などなど・・・
セキュリティグループで予めグループを定義して、文書保護設定がそのユーザーにだけ配信、制御ができます。
Office 365の安全性を強化する最強の盾がさらに柔軟に使えるようになりましたね!!
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