年金機構で発生した、メールによるウィルス感染からの情報漏洩事件に続き、
東京商工会議所でも、標的型メール攻撃によるウイルス感染で、個人情報漏洩があったと判明しましたね。。
それぞれ人、組織、ITの仕組みの問題があるとは思いますが、本日はITでできることをご紹介します。
みなさんの会社のメールも一度チェックをしていただき、ITの力で機械的に予防する時代でもあることを今一度ご確認ください。
『Exchange Onlineなら大丈夫!、コンプライアンス時代の最強メール機能!』
Office 365で提供されているメール機能(Exchange Online)では、次のような不審なメール対策がされています。
Exchange Onlineでは、送信元が詐称されたメールを、ユーザーは受信しません!
実際にはスパムメールとしてフィルターします。
SLA[サービス条文]にもスパム検知率が定義されています。
●どんな仕組みなの?
巧妙に送信元のアドレスやドメインが詐称されていても...
メールに記載されている送信ヘッダー情報と送信元IP、ドメインとの認証状況をチェックし、
事前にスパムメールとして不正なメールとしてフィルターをしてくれます。
●DKIMとDMARCによるメール認証の仕組みはコチラ↓
https://community.office365.com/.../enhanced-email-protection...
送信したはずのメール、お客さまから「届いていない!」と言われたことはありませんか?
実はお客様側では「迷惑メールフォルダー」「スパムメール」に振り分けがされていることがあります。
古いメール環境をお使いの方で「送信者(Sender)アドレス」を自由に変えられる方は、ご注意ください!
コンプライアンス時代のメールサーバー(Exchange Online)では、
「送信者(Sender)アドレス」情報は自由には書き変えられないのです。
最近よく見かける例では、メールの送信者が「●●の次の代理で送信しました」「On behalf~」という代理送信の宛先情報が表示されますよね。
それは、上記の送信者アドレスを書き換えていない上で不正なメールとは認識させないための機能なんです。
メールに添付されていたファイル「EXEファイル」を開いてウィルスに感染しちゃった!!!
随分前に流行したウィルス感染原因ですよね...
「Outlookを使っているとメールのプレビュー機能があるからウィルス感染し易いんでしょ??」
と疑われる方も多いと思います。
しかし、Outlook(Microsoftさん)も、そう同じ手でウィルス感染なんてさせませんよ!!
Outlook 2010では、添付ファイルが来ても、プレビュー時にOffice文書の中身だけを表示し、安全かどうかの確認ができます。
(Office文書の機能を無効化し、読み取り専用で表示。ウィルスも動けない状態です。)
このプレビューの強化機能「保護ビュー」という機能が、Outlookにも追加されています。
不審なファイルをいきなり開いてしまう、なんてことはありません!!!
*そもそもですが、、、Exchange OnlineではEXEファイルの送受信は出来ません。
●[Exchange Onlineの拡張子(添付ファイル)のブロック情報]
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/ff715282.aspx
いかがでしたでしょうか?
今お使いのメール環境は大丈夫ですか?
まずは最新のコンプライアンス時代のメール環境(Exchange Online)へお乗り換えくださいね!
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