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Office 365のOfficeの次期バージョンは「Office 2019」...じゃない?

  • 2018年08月02日
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Office 365のOfficeの次期バージョンは「Office 2019」...じゃない?

Office 365伝道師 五味ちゃんこんにちは、Office 365相談センターの五味です。

2020年に控えるOffice 2010のサポート終了にあたって、その乗り換え先としてクラウドのOfficeである「Office 365」も、移行先の選択肢に入れていただいている企業担当者の方もいらっしゃいますよね。
今までどおり"買い切り"タイプの次期バージョン「Office 2019」にするか、"月額(または年額)のクラウドサービス"であるOffice 365のOfficeにするか...

そこで気になるのが、「そう言えばOffice 365のOfficeの次のバージョンっていくつになるの?」というところではないでしょうか?
今までOffice 365に含まれているOfficeのバージョンは、「Office 2016」と一緒でしたが、そもそも頻繁にアップデートを行うと宣言しているマイクロソフトのプロダクト。
果たしてOffice 365のOfficeの次期バージョンって本当に「Office 2019」なのか...?

というわけで本日は、Office 365に入っているOfficeの気になるバージョンアップの最新情報についてお伝えしますよ。

Office 365のOffice、次期バージョンは「Office 2019」?

冒頭でお話したとおり、つい最近まで「Office 365」に含まれる「Office」アプリケーション(いわゆる、Word, Excel, PowerPointなどのOfficeのアプリケーションのこと)は「Office 2016」でした。
なので、Wordを開けば「Word 2016」でしたし、Excelを開けば「Excel 2016」のバージョンが実質起動していました。

しかし!

では、次のOffice 365のOfficeの次期バージョンも「Office 2019」なのか?
答えは NO! です。

Office 365では今後、Office "2016" や "2019" といった年号がつけられたバージョンはリリースされません。
Office 365のOfficeでは、月次/半期で機能更新がされており、既にOffice 2019相当の機能が提供されているのですが、今後のOfficeのバージョンは年号のナンバリングは廃止され、「バージョン」と「ビルド番号」で管理していくことになります。

もしかしたら、すでにOffice 365をご利用中のユーザーの皆さまの中には、お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんね。
実は最近、起動時のポップアップ(スプラッシュスクリーンと呼びます)でバージョンを表していた「2016」って数字が消えていて、代わりに「Office 365」って表示されるようになりました。
お気づきでしたか?

  • 現在のOffice 365の「Word」を開く際に出てくる「スプラッシュスクリーン」

Office365-Wordのスプラッシュスクリーン.png

これからはナンバリング廃止、バージョンとビルド番号で

これからのOffice 365のOfficeは、年号のナンバリングではなく「バージョン」と「ビルド番号」で表示する...ではこの「バージョン」と「ビルド番号」とは何でしょうか?
バージョンとビルド番号って、こんな感じになっています。

■バージョン:月次で提供されるバージョン
最新版の「バージョン」は 1806 なのですが、つまりこれは、20"18"年"06"月リリースのもの、という意味です。

■ビルド番号:月次の提供バージョンの中でも細かく提供更新内容を分けたもの
最新版の「ビルド番号」は 10228.20104 (2018年8月2日現在。2018年7月10日リリース)です。
最近ですと、6月25日と7月10日にOfficeの更新があったのですが、バージョン自体は更新されておらず、ビルド番号のみ更新されています。
2018年6月25日リリース : バージョン 1806 (ビルド 10228.20080)
2018年7月10日リリース : バージョン 1806 (ビルド 10228.20104)

詳しくはマイクロソフトさんの『Office 365 ProPlus の更新プログラムに関するリリース情報』もあわせて確認してみてくださいね。

更新プログラムが出るタイミングはいつ!?

さて、ここまでくると、更新プログラムが出る時期やタイミングについても気になってきますね。
Office 365のOfficeは、Windows 10と同じように更新プログラムによる機能更新、セキュリティ更新がされるようになっています。
ユーザーが新機能を取得する頻度を管理者が制御することができるように、更新プログラムの提供頻度は、「チャネル」と呼ばれるモデル(更新頻度)で管理され、選べるようになっています。

更新チャネル

月次チャネル

新しい機能または更新された機能に加えて、リリースにはセキュリティ以外の更新プログラム (Office の安定性やパフォーマンスの向上を提供する更新プログラムなど) が含まれます。
月次チャネル のセキュリティ更新プログラムは、通常毎月第 2 火曜日にリリース。
その他のタイミングでは、重大なセキュリティ以外の問題を修正する必要がある場合、問題を解決する個別の 月次チャネル を提供します。

月次チャネルの更新は、次のような組織に最適な選択肢です。

  • Office の最新機能がリリースされたら、すぐにユーザーに提供したい
  • Office の更新バージョンで動作するかどうかをテストして判断しなければならない基幹業務アプリケーション、アドイン、またはマクロの数がそれほど多くない
半期チャネル

もし、Office の最新機能をすぐには展開しない場合や、Office でテストしなければならない基幹業務アプリケーション、アドイン、またはマクロの数が非常に多い場合は、半期チャネルをお選びいただくことも出来ます。
新機能を含む 半期チャネル は年 2 回、1 月と 7 月にリリース。
1 月と 7 月の 半期チャネル リリース後も、必要に応じて、半期チャネル にセキュリティ更新プログラムを追加でき、それは通常 毎月第 2 火曜日にリリースされます。
重大なセキュリティ以外の問題を修正する必要がある場合は、半期チャネルのリリース時にそのセキュリティ以外の更新プログラムも含まれます。

半期チャネル(対象指定)

組織内のパイロットユーザーやアプリケーション互換性テスト担当者が検証できるように、次期リリースのビルドを提供するのが半期チャネル (対象指定) 。
新機能を含む 半期チャネル (対象指定) は、年に 2 回、3 月と 9 月にリリースされます。
その他のタイミングで、半期チャネル (対象指定) に新機能が追加されることはありません。
半期チャネル (対象指定) に含まれる機能は、前回までの 月次チャネル でリリースされた機能です。
「半期チャネル」と同様、3 月と 9 月のリリース後も必要に応じて、半期チャネル (対象指定) にセキュリティ、およびセキュリティ以外の更新プログラムを追加でき、それは通常 毎月第 2 火曜日にリリースされます。

ちょっと分かりづらかったでしょうか?
こちらの図を見ていただくともう少し分かりやすいかもしれません。

  • 出典:https://docs.microsoft.com/ja-jp/deployoffice/overview-of-update-channels-for-office-365-proplus

Office365ProPlusの更新モデル.png

更新プログラムの更新頻度、チャネルの詳しい情報については、先程のリンク先のマイクロソフトさんの情報もあわせてご確認くださいね。

まとめ

いかがでしたか?
Office 365のOfficeの今後のバージョンアップについてお分かりいただけましたでしょうか?
まとめると...

Office 365の「Office」は...

  • 次期バージョンは「Office 2019」ではない(年号でのバージョンリリースはなくなる)
  • 今後のOfficeのバージョンは「バージョン」と「ビルド番号」で表示される
  • Officeの更新のタイミングは、月次チャネルか半期チャネルかで管理者が選べる
  • Office の最新機能がリリースされたら、すぐにユーザーに提供したい場合は「月次チャネル」、事前に基幹アプリケーションとの互換性などを検証してから更新したい場合には「半期チャネル」を選ぶと良い。

180802.png

頻繁にアップデートがあるように思われがちなOffice 365ですが、このように検証用に事前にビルドを試すことが出来たり、チャネルを選ぶことも出来るんですね。
クラウドにチャレンジしてみたいけど、基幹アプリケーションとの互換性が・・・と気になるお客さまには耳寄りな情報でしたでしょうか!?

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