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この記事のライター:Microsoft 365 相談センター 五味ちゃん

こんにちは、Microsoft 365 相談センターの五味です。
最近Microsoft 365やAzureに関連する話題が目白押しですよね。

中でも最近お問い合わせが増えているのが、Windows 10 の次のバージョンのOSである Windows 11 に関するものです。Microsoft 365の上位プラン(Microsoft 365 E3、E5など)では、Word, Excel, PowerPoint などのOffice アプリケーション、Teamsなどのグループウェア、セキュリティ機能に加えて、Windows OSも付属していますので、エンドユーザーの方はもちろん、Microsoft 365を販売されているご担当者さまからも注目されています。
そこで今回の記事では、 【 Windows 11 】 について、現在判明している情報をご紹介します。

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1. Microsoft 365 で Windows 11 は買えるか?

まず、最も質問が多い「Microsoft 365 で Windows 11 は買えるか?」について回答しましょう。

2021年8月末日時点では、まだMicrosoft 365でのWindows 11 Enterprise(E3/E5)が提供されるかの情報はありません。
しかし、Windows 11はWindows 10の更新プログラムとして提供されるため、条件/システム要件を満たすWindows 10とデバイスを使っていれば、Windows 10の機能更新としてWindows 11が使えるものと思われます。

 

2. 現在判明している Windows 11 の要件と互換性

次に、Windows 11の要件や互換性について、現在判明している情報をご紹介します。

(1) Windows 11の概要~Windows 11とは?~

Windows 11は、Windows 10の次のOSのバージョンです。特に、最新のハイブリッド作業環境(オフィスに出勤する働き方/リモートワークを混在)をサポートするように設計されているのが特長です。また、Windows 11 は、Windows 10 と同じ基盤上に構築されるため、これまでの更新およびデバイス管理用のツールに対する投資はそのまま活用できます。

(2) Windows 11 のリリース時期と入手方法

Windows 11 は、2021年の後半から、Windows 10 のデバイスへのアップグレードとして提供されます。(もちろん、新しいデバイスのOSとしても採用されます)
ビジネスでWindows 10のデバイスを利用しており、管理者が組織のデバイスを管理している場合、Windows 10 の機能更新に使用しているのと同じ、使い慣れたチャネルから Windows 11 を利用できます。 Windows Update for Business、Microsoft エンドポイント マネージャー、Windows Autopilot など、既存の展開ツールや管理ツールを使用できます。
組織が管理していないデバイスの場合、Microsoftのロールアウトプロセスにより、対象デバイスに Windows Update からアップグレードが提供されます。

  • ※ 以上、[Microsoft | Docs]Windows 11 の概要 より抜粋
  • ※ その他の要件については、下記ページをご参照ください。
     [Microsoft | Docs]WWindows 11 の概要

(3) Windows 11の要件

a. ハードウェア要件

Windows 11 をインストール、または Windows 11 にアップグレードするには、デバイスが以下の最小ハードウェア要件を満たしている必要があります。

  • プロセッサ: 1 ギガヘルツ (GHz) 以上の速度で 2 つ以上のコアを搭載し、互換性のある 64 ビット プロセッサまたは system on a chip (SoC)
  • RAM: 4 ギガバイト (GB) 以上
  • ストレージ: Windows 11 をインストールするには、64 GB* 以上の使用可能記憶域が必要
    ※更新プログラムをダウンロードして特定の機能を有効にするには、追加の記憶領域が必要になる場合があります。
  • グラフィックス カード: WDDM 2.0 ドライバーを搭載し、DirectX 12 以降と互換性があること
  • システム ファームウェア: UEFI、セキュア ブート対応
  • TPM: トラステッド プラットフォーム モジュール (TPM) バージョン 2.0
  • ディスプレイ: 高解像度 (720p) ディスプレイ、9 インチ以上のモニター、カラー チャネルあたり 8 ビット
  • インターネット接続: 更新プログラムを実行し、一部の機能をダウンロードして使用するには、インターネット接続が必要

b. OS(オペレーティング システム) の要件

Windows 11 へのアップグレードを快適に行うためには、対象となるデバイスが Windows 10 バージョン 20H1 以降を搭載している必要があります。

  • ※ 以上、[Microsoft | Docs]Windows 11 の要件 より抜粋
  • ※ その他の要件については、下記ページをご参照ください。
     [Microsoft | Docs]Windows 11 の要件

c. アプリケーションの互換性について

WWindows 11 では App Assure などのプログラムを活用して、Windows 10 で約束されていたアプリケーションの互換性を維持します。 サポートが必要な Microsoft 365 ユーザー向けに引き続き FastTrack が利用できるため、Windows 11 の導入が簡単になります。
App Assure プログラムのデータによると、基幹業務 (LOB) アプリを含む企業組織において、Windows 10 の互換性率は 99.7% 以上となっています。

 

3. Windows 11に関するその他のQA

(1) 法人向けのWindows 11はWindows 10 と同じサポート期間になりますか?

いいえ、Windows 11はWindows 10とは異なる更新プログラムの提供頻度/サポート期間になります。
Windows 11は、年に一度の機能更新があり、機能の更新は各暦年の下半期にリリースされる予定です。サポート期間は、各エディションにより以下のサポート期間となります。(Windows 10では半期に一度の機能更新、Windows 10 Proでは18ヶ月、Windows 10 Enterpriseでは30ヶ月のサポート期間でした。)

  • Windows 11 Pro:24ヶ月
  • Windows 11 Enterprise/Education:36ヶ月

(2) Windows 10 Proはいつまで使える?最終サポート終了時期は?

Windows 10 Proの最終サポート終了時期は、【 2025年 10月 14日 まで】です。
ちなみに、Office 2019の「延長サポート」の終了時期は2025年10月14日です。サポートの終了期間が短くなっています。Office 2019の「メインストリームサポート」は、2023年10月10日まで、Microsoft 365/Office 365との接続のサポートも同日に終了します。2025年10月14日は、Office 2016の「延長サポート」終了時期でもあります。

 

まとめ

いかがでしたか?今回の記事では、 【 Windows 11 】 について、現在判明している情報をご紹介しました。

【 Microsoft 365 伝道師 五味ちゃんのワンポイントまとめ 】

  • Windows 11とは:
    Windows 10の次のOSのバージョン。特に、最新のハイブリッド作業環境(オフィスに出勤する働き方/リモートワークを混在)をサポートするように設計
  • Q. Microsoft 365 で Windows 11 は買えるか?
    A. 2021年8月末日時点では、まだMicrosoft 365でのWindows 11 Enterprise(E3/E5)が提供されるかの情報はなし。ただし、Windows 11はWindows 10の更新プログラムとして提供されるため、条件/システム要件を満たすWindows 10とデバイスを使っていれば、Windows 10の機能更新としてWindows 11が使えるものと思われます。
  • Q. 法人向けのWindows 11はWindows 10 と同じサポート期間になりますか?
    A. いいえ、Windows 11はWindows 10とは異なる更新プログラムの提供頻度/サポート期間になります。Windows 11は、年に一度の機能更新があり、機能の更新は各暦年の下半期にリリースされる予定です。
  • Q. Windows 10 Proはいつまで使える?最終サポート終了時期は?
    A. Windows 10 Proの最終サポート終了時期は、【 2025年 10月 14日 まで】です。

この他、法人でのMicrosoft 365導入時(導入前)のご相談は、Microsoft 365相談センターまでお気軽にお問い合わせください。
Microsoft 365の専任スタッフが皆さまからのお問い合わせやご相談に丁寧に回答いたします。

  • ※ 導入後のお問い合わせは、販売店さま、もしくは購入後の問い合わせ窓口までお願いいたします。

それではまた、次回のブログでお会いいたしましょう!

 

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この記事の執筆者

五味 愛子

SB C&S株式会社
ICT事業本部 クラウドプラットフォーム推進本部
クラウドプラットフォーム推進統括部 販売推進部 企画課 課長

2012年よりMicrosoft製品の販売促進およびBtoBマーケティングを担当。Microsoftクラウドの魅力を“現場目線で分かりやすく・楽しく伝える”ことをモットーに、販売代理店様とともに日本企業のクラウドシフトやDX促進に取り組んでいる。

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