こんにちは、Office 365相談センターの五味です。
Windows 7からWindows 10などPCの買い替えにあたって、Office 365の"Office"(いわゆる、Word, Excel, PowerPointというおなじみのOffice アプリケーションのこと)のご利用がますます広がってきています。
しかし、Office 365相談センターへのお問い合わせをみてみると、まだまだOffice 365のライセンスの概念「ユーザーライセンス」をご理解いただけていない方も多い模様...。
そこで今回は、Office 365のライセンスについてお話します。
今まで、Word, Excel, PowerPointといったOfficeは、PC1台あたり1ライセンスという提供がされていました。『デバイスライセンス』なんて呼ばれ方もされてましたね。
しかし、SaaSであるOffice 365のOfficeは、PC1台につき1ライセンスという考え方ではありません。
Office 365相談センターにも、頻繁にこの件でお問い合わせをいただきますが、Office 365は『ユーザーライセンス』です。
『ユーザーライセンス』の "ユーザー" とは、利用する人、従業員1人1人のことを指し、組織/会社という意味でも、ユーザーが使う端末という意味でもありません。使う人1人1人にライセンスの契約が必要となるんですね。
今お話したように、Office 365は『ユーザーライセンス』ですから、複数人で共有してPCを利用している共有PCの場合でも共有PCを操作/利用するユーザーの人数分のライセンス数の契約が必要です!!
Office 365のOfficeには、共有PC用のデバイス(端末用)ライセンスはありません。
Office 365のOfficeの『契約/登録をしていないユーザー』が、共有PCで他人のライセンスを利用してOffice 365のOfficeを使った場合は ライセンス違反 となりますので、複数人で共有してPCを利用されている場合にはご注意ください。
共有PCで利用する場合のよくあるQAをまとめてみましたので、ご確認ください。
単純に1台のPCでWord, Excel, PowerpointといったOfficeを複数人で使うだけというニーズであれば、従来の買取型Officeの購入をご案内しています。やはり利用する人数分の契約が必要になってしまいますから、従来の買取り型のOfficeよりもOffice 365は割高になってしまいますので...。
Office 365と従来の買取り型Officeとの違いや、Office 365 Business/Proplusの違いなど、関連の情報は過去のこちらの記事も是非ご参照くださいね。
いかがでしたでしょうか?
Office 365のライセンスはちょっと分かりづらいかもしれませんが、もし何ライセンス買ったら良いのかわからないということがあればぜひOffice 365相談センターまでお問い合わせくださいね。Office 365に精通したスタッフがみなさまの会社に必要なライセンスプランとか契約数をアドバイスいたします。
今回の五味ちゃんワンポイントまとめ
共有PCの考え方は難しいですが、共有PCで使うかどうかと難しく悩むより"Office 365はどんな場合でも利用人数分のライセンスが必要なんだ!"とおぼえていただくのが良さそうですね~。
この他、法人でのOffice 365導入時(導入前)のご相談は、Office 365相談センターまでお気軽にお問い合わせください。
※導入後のお問い合わせは、販売店さま、もしくは購入後の問い合わせ窓口までお願いいたします。
Office 365の専任スタッフが皆さまからのお問い合わせやご相談に丁寧に回答いたします。
それではまた、次回のブログでお会いいたしましょう!
Microsoft 365導入にあたって情報収集中の方に嬉しいホワイトペーパーをご提供しています。
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