今回は、OneDrive for Businessの安全性を強化する機能をご紹介します。
『OneDrive for Businessの同期を制限できるのは"ドメイン単位"!!』
OneDrive for Businessといえばクラウドストレージですが、オフライン時にPC上でOneDrive for Business/SharePoint Onlineのデータが閲覧/編集できるOneDrive for Business同期アプリケーションがありますよね。
しかし、、、
「自宅のPCや、個人が所有するPC端末にデータが同期(ダウンロード)されるのは困る!」
というお客様も多くいらっしゃいます。
以前までは、3rd Partyのソリューションを使って、端末利用制限やIP制限(Global IPアドレス制限)をするのが、その回避策/解決策でした。
しかしなんと、現在はSharePoint Onlineの管理機能として、同期するPC端末を制限できるようになっています。
但し、制限できるのはPC端末ではなく、PC端末が所属するドメイン(GUID)を制限する方式となっています。
SharePoint Onlineを契約していれば、管理画面を設定できますよ。
(追加ライセンス、追加費用はかかりません。)
SharePoint Online/Office 365の管理センター画面からは設定ができません。
やはりPowerShellで設定です!
[SharePoint Online同期制限設定]
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/dn917455.aspx
設定コマンド自体は簡単な構文ですが、ドメインGUIDを指定する際に、ドメインGUIDを調べておかないといけないのでご注意ください。
[ドメインGUIDって何?はコチラ]
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/dn938435.aspx
益々、安全に便利に利用ができるようになりましたね!
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