Exchange Onlineを契約したユーザーが利用できるメールアドレスには次の4つの種類のメールアドレスがあります。
この4つをうまく使いこなすことで、従来のメール環境に比べて大幅なコストダウンができることもありますよ。
・通常のメール送受信ができる自分専用のメールアドレス
・50GBのメールボックスが提供されます
・こちらはExchange Onlineの1ユーザーライセンスに対して1つのみ発行されます
・上記の「プライマリメールアドレス」のサブアドレスとして取得登録ができる受信専用のメールアドレス
・以前は"エイリアス"という名称で呼ばれることもありました
・受信したメールは「プライマリメールアドレス」のメールボックスに格納されます。
(このサブメールアドレスからは返信はできません。)
・一般的にはメーリングリスト、グループアドレスと呼べる転送型のグループ用メールアドレス
・受信転送用のメールアドレスから、各個人のメールアドレスへメールを転送するためのアドレス
・受信したメールは「配布グループ(アドレス)」としては保持されず、各ユーザーのメールボックスに転送され保持されます
・複数ユーザーで共有して利用できるメールボックス(アドレス)
・アクセス権を持つExchange Onlineユーザーがメールの送受信ができるメールアドレス
・メールは共有メールボックス上に50GBの容量まで保管することができます
*共有メールボックスは、Office 365(Exchange Online)の魅力的な機能の1つです。
「1ユーザーで複数のメールアドレスで送受信したい!」「会社の対外的な窓口用アドレスとして送受信したい!」という要件にはピッタリの機能です。
*注意していただきたい点は、Exchange Onlineのアドレス登録時は、エイリアス(@マークより左側の文字)が他アドレスと重複していないこと。
(エイリアスが重複するアカウントは登録ができません!)
今回はExchange Onlineのユーザーライセンスで利用できるメールアドレスをご紹介しましたが、
実はこれ以外にも、Office 365 Suiteプラン契約時に利用できる「Office 365グループ」や、
Exchange OnlineとSharePoint Onlineとの組み合わせで利用できる「サイトメールボックス」と呼ばれるまた別のメールアドレスの仕組みがありますよ。
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