活用方法
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この記事のライター:Microsoft 365 相談センター 五味ちゃん

こんにちは、Microsoft 365 相談センターの五味です。
外出自粛期と比べて、最近テレワークツールの利用率が下がっている、なんてニュースを耳にしました。ただ、コロナの感染者数・陽性率も過去最高レベルという状況ですし、まだまだテレワーク・在宅勤務の需要は続くのでは、と予想しています。
皆さんの会社の状況は今いかがでしょうか?

それにしても、このようにテレワーク・在宅勤務推奨の企業が多いと、マーケティング・企画や営業に従事されている方は、お困りではないでしょうか?
セミナーや勉強会と言った、本来フェイス・トゥ・フェイスでお客さまとお会いできるイベントを全く開催できないですからね・・・(実は私もその中の1人なのですが。)

巷では、Zoomなどのオンライン会議ツールの機能を利用したり、あらかじめコンテンツを録画しておいてYoutubeで公開などの方法で、ウェビナーやオンラインセミナーを変わりに実施しているところも増えていますよね。
そこで今回の記事では、 【 Teamsで出来るウェビナー開催方法「ライブイベント」 】 についてご紹介します。ウェビナーの開催も、Teamsにお任せください!

ライブイベントの開催手順・方法はこちら

Teams でウェビナーが開催できる「ライブイベント」とは?

ライブイベントとは、Teams の拡張機能で、多数のオンラインユーザーにストリーミングイベントを提供する機能のことで、これを利用すればウェビナーが開催できますよ。

ちなみに、TeamsはMicrosoft 365(Office 365)のウェブ会議ツールとして広く使われていますが、1つのウェブ会議への最大参加人数は250名までとなっています。

しかしこの「ライブイベント」機能を利用すれば、最大参加人数は 10,000名まで となります。これなら、非常に大規模なウェビナーでも問題なく開催できますね。
但し、ウェブ会議のように "双方向" のコミュニケーションではなく、基本的には主催側から一方通行の配信という形となります。

 

「ライブイベント」が利用できるプランと価格

ライブイベントが利用できるプランはこちら

Teamsのライブイベントが利用できるプランは以下のとおりです。
イベントをTeamsで作成する方、当日ホストされる方、スピーカーの方は以下いずれかのプランのご契約が必要です。また、社内で参加される方も下記プランのご契約が必要となりますよ。
ちなみに、Office 365・Microsoft 365に詳しい方ならお気づきかもしれませんが、つまり、Office 365 E1を含むライセンス契約が必要、ということですね。

  • Office 365 E1   870円
  • Office 365 E3   2,170円
  • Office 365 E5   3,810円
  • Microsoft 365 E3 3,480円
  • Microsoft 365 E5 6,200円

Microsoft 365のプランを確認する

 

「ライブイベント」に関するよくあるご質問

ではここで、「ライブイベント」についてよくある質問をまとめてみましょう。
Teamsを使ってウェビナーやオンラインイベントを開催してみたいという方は、ご参考になさってくださいね。

Q. ライブイベントは、イベント主催者分の1ライセンスだけ購入すれば開催できますか?

はい、開催できます。

Q. ライブイベントの出席者には、Teams のライセンスが必要ですか?

社内の出席者は Teams のライセンスが必要ですが、社外の出席者は Teams のライセンスは必要ありません。
但し、イベントには匿名で参加することになります。
匿名のため、社外の参加者の出席状況の確認はできない点はご注意ください。

Q. イベントの主催者の他にも、セッションで話すスピーカーがいます。スピーカーもライセンスが必要ですか?

はい、スピーカー(発表者)は Teams のライセンスが必要です。

Q. どんな人はライセンスが必要で、どんな人はライセンスが不要なのか、ややこしすぎます。まとめて教えてください。

「つまり、誰がライセンスが必要で、誰はライセンスが必要ないのか、ハッキリ教えてくれ」と聞かれることもしばしば。
なかなか、難しいですよね。
そこで、ライブイベントを開催する場合、そのイベントに携わるどのような人にライセンスが必要で、どのような人は不要なのか、表にまとめてみました。

ライブイベントに携わる人の役割とライセンスの必要有無
役割 業務内容 ライセンス
開催者 Teamsでイベントのスケジュールを作成・設定する人のことを指し、下記を実施します。
・ライブイベントの作成
・出席者の招待とアクセス許可
・Q&Aのモデレートなどイベント オプションの設定
などを行います
必要
プロデューサー ホストとしてライブイベントを制御する人のことを指し、下記を実施します。
・ライブイベントの開始と停止
・自身のビデオや参加者のビデオ、アクティブデスクトップやウィンドウの共有など
必要
発表者 スピーカーのことです。ライブイベントでオーディオ、ビデオ、画面を表示したり、Q&A をモデレートする人のことです。 必要
出席者 ライブイベントの視聴者のことを指します。DVR コントロール (匿名または認証) を使用して、イベントをライブまたはオンデマンドで視聴します。 Q&A に参加できます。 社内:必要
社外:不要
Q. 何名までライブイベントに参加できますか?

10,000名まで参加できます。

Q. 開催時間に制限はありますか?

ライブイベントは最大4時間まで開催できます。
4時間を超えるイベント(勉強会などではもしかしたら、あり得るかもしれませんね)の場合は、予めライブイベントを複数用意しておき、参加者にはURLが切り替わる案内をしておくと良いですよ。

ライブイベントの開催手順・方法はこちら

 

まとめ

【 Microsoft 365 伝道師 五味ちゃんのワンポイントまとめ 】

  • Teamsの「ライブイベント」という機能を使うと、最大10,000人まで参加できるウェビナーやオンラインイベントが配信できる
  • ライブイベントの開催には、開催者・プロデューサー・発表者がOffice 365 E1を含むOffice 365・Microsoft 365のライセンスを持っている必要がある
  • 社外の出席者の場合、Teamsのライセンスは不要となるが、参加の際は匿名での参加となる

この他、法人でのMicrosoft 365導入時(導入前)のご相談は、Microsoft 365相談センターまでお気軽にお問い合わせください。
Microsoft 365の専任スタッフが皆さまからのお問い合わせやご相談に丁寧に回答いたします。

  • ※ 導入後のお問い合わせは、販売店さま、もしくは購入後の問い合わせ窓口までお願いいたします。

それではまた、次回のブログでお会いいたしましょう!

 

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